鼻うがい2
以前にも話題にした鼻うがいは最近の日課となってる。
オミクロン株は上気道(鼻から喉まで)でウィルスが増殖されるというので感染予防として喉のうがいに加えてこちらも大切だと思っている。前回エヴェレストへ行った時、ベースキャンプ以降では湿度が低くて目、唇、鼻の乾燥が毎日の悩みの一つになっていた。瞬きをすればコンタクトレンズが取れ、笑ったりすれば唇が切れてしまった。
鼻を保湿しようと生理反射的に鼻水が出るけれど
乾燥が極度なため保湿する前に塊となりそれが詰まってしまうので鼻呼吸が十分に出来なくて苦しかった。
そうでなくとも酸素の薄い環境下では十分なガス交換ができないのにストレスが増えるばかり。
生理食塩水をスプレーして鼻を噛むと、大きな塊が出てきた。
このが取れないと、寝る時に使用していた酸素吸入用鼻チューブのオンディマンドセンサーが働かなくなり酸素が送られてこなくなる。
だから鼻が通っていることは毎晩の絶対要素でもあった。
メンバーの鈴木さんは当時から現地に鼻洗浄の道具を持って来ていて、洗浄保湿を上手く行っていた。帰国後に私も購入して次のエヴェレストへ向けて練習をして来た。
コロナウィルスの世界的な感染拡大でチャレンジができないまま2年が過ぎた。
そして最近やっていなかった鼻洗浄を再開した。
その必要性は前回の山生活ストレスを振り返り見直しするきっかけになっている。
洗浄温度、洗浄液濃度管理に加え、道具の使い方は以前より上達した。
コロナウィルスの感染予防対策はエヴェレスト登山での生活改善にもつながっているようだ。