ゴルフを始めて1年
ちょうど去年の2月からインドアのゴルフレッスンへ通い始めた。最初の2ヶ月以上はピッチングウェッジ(グリーン周りで使用するクラブ)だけの練習で他のクラブは不要と言われていた。週に1度の練習でも今までとは異なる体の動きによって、右側の背中の下方やお尻が痛くなるので練習を増やしたくても増やせない。
夏にはコースへ行きたいと考えていたので、5月頃からは他のクラブの練習も始めた。ところがどのクラブを振っても飛距離は同じ。むしろピッチングのクラブが一番飛ぶ始末。

様々なクラブを練習するようになると、長くて軽いものはコントロールが難しいだけではなく、空振りとなったり、当たってもどこへ飛んでいってしまうのかは予測不能だった。
クライミング仲間のMr.Satoと一緒に外の打ちっぱなし練習場へ連れて行ってもらうと、前の人との境は30センチもない網のような柵があるだけで、初心者にとってはなんと危ない練習の場なのかと感じた。一人で行く時は端っこの場所をを選び、空いた2階の離れたところで小さくなって練習していた。

4ヶ月が過ぎると、今度は左肘が痛むようになった。力任せに床を叩き、その衝撃が原因だったと思う。「表面をはらうように」と言われそれを意識してもそう簡単にはいかない。速度のある動きの中でそれを実行するのは至難の技である。
続けていくうちに肘の痛みは消え、次は手の指の関節がパキパキするようになった。これはゴルフのせいか?それともがん治療の影響が再発したのかと頭によぎった。
クラブは軽く握るように、ゆるゆるにねとは言われていたが、それでクラブがすっ飛んでいかないものなのか?ほんとうにゆるゆるに握ると手首まで緩んで、ボールに当たらなくもなった。指の関節違和感にはクライミングで使用していたケア用品を使い、練習後には冷水と温水に交互に手を入れて様子を見ていた。

6月の終わり、ついにコースデビュー。体重移動と骨盤の回転を意識するようになった。右足に体重を移動させながら横揺れしないように足を踏ん張り、臀部に体重を乗せて肩を90度くらいまで回す意識をしている。軸を保とうと体幹を使えばその動きによって今度はお尻の筋肉だけはなく上部外側(中臀筋)が張るようになってきた。
練習をするにつれて体のあちらこちらが順番に痛くなるが、これらも続けて行きたいと今は思っている。
「今が一番楽しいんじゃない?」とよく聞かれるが、正直なところ、悩んでいることの方が多い。
コースでは後ろの組みに追われることもあり時間に急かされる、慌ただしいスポーツということも知った。失敗ショットもナイショ!と言われたり、納得できていない動きでも褒められるという煽て文化が発達したスポーツは他にあるまい。
お昼休憩は意外と短く、2000円前後するやや味付けの濃いものをかきこむことが多い。ラウンドのスタイルは北海道の食事なしで一気に18ホール回る方が好きである。

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