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斜里岳

去年登れなかった斜里岳へ行ってきた。
今年の北海道の夏は雨が数なくてとても暑かった。山へ行くには良い天気であったけれど、斜里町方面への遠出はなかなかできない。
夏山シーズンの終わりが近づく頃には週末のたびに雨が降った。もうこの週末を逃したら今季も行けないかもしれない。諦めきれず天気予報と睨めっこしていたら登れそうな天気に変わってきた。

斜里町で前泊して登山口で日の出を待つ、すっかり明るくなった5時40分に歩き出した。数日前まで雨が降っていたので川が少し増水していると注意書きがある。今日のルートの大半は沢沿いを登って行く。

沢のところへ来たら何度も右岸から左岸へと渡りながらの道だった。初めの頃は川から出ている石や岩だけを踏もうと、バランスを取りながら飛んだりするのが少し大変だった。次第に少し水を被っている岩を踏むようにしたら歩くのがかなり楽になった。
足を濡らしたくない気持ちが強くて難易度を上げてしまったけれど、少しぐらい水に入っても濡れないとわかると軽快に楽しく動けるようになった。所々に幾つも滝が現れる。

紅葉が始まり、緑葉に黄色や赤にオレンジ色と様々な葉の色が目を和ませてくれる。沢の音は人の声をかき消して、その波動が体に伝わってきた。行き先が少し分かりにくい所もあったけれど、景色をなるべく邪魔しないよう、迷わないようにピンクのリボンをつけてくれているようだ。

朝方は気温は0度近かった。日が昇り始めるとお日様が暖かくて風は穏やか。山頂での景色には、オホーツク海、羅臼岳に大雪山系も見渡せた。

 

たっぷりと景色を楽しみ、下りは新道を周って竜神の池に立ち寄り、二俣の分岐からは再び沢を下った。

林道の終わりから山頂までは3.6キロとあったけど、もっともっと長く感じた。とても綺麗で素敵な景色が脳裏に焼き付き、帰りの車の中でしばらく酔いしれていた。ここはいつかまた登りたい山になった。

(目指していない百名山更新)

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