登山の日
友人のんと高尾山へ行ってきた。登山客で混雑する電車を降りてバス乗り場へ向かうと、バス停には長蛇の列ができていた。最高の天気、のんと再会して列に並びながら1時間しか寝てないと告げられた。やっと座れたバス、移動中に体調と体力を見ながらコースを変更すれば良いと考えてた。ほとんどの人が終点で降りて今度はバス停にあるトイレの前に長い列ができた。その列を見てトイレは後にし歩き始めることに。
景信山へ向かうと距離が長くなるから小仏峠へ向かうことにした。こちらのルートへ来る人は少なくて静かな森の空気を感じながらゆっくりと歩くことができた。
階段よりも巻道が良いと言うリクエストに何度か巻くうちにもみじ台の先にある休憩場所を通らずに山頂の茶屋の裏側に出た。そこには大きなテーブルがあり席も空いていた。一度いつもの休憩する場所へ上がってみたらガヤガヤの音の先には団体さんがひしめき合っていた。休む場所もなくすぐに元の場所に戻ってお昼を食べることにした。偶然きた道に穴場的な休むところを見つけてとても運がいい。
お昼を食べてから山頂へ向かうと記念撮影する人たちが標識看板の両方向に長い列を作っていた。記念撮影は諦め、下がったところにあるトイレに寄ってから稲荷山コースを下りることにした。
しかしトイレの一方通行の流れでそこから下りはじめてしまった。このままでは稲荷山ルートに入れない、登り返しはしたくないからそのまま下りることに。お土産袋を下げた普段着の人たちの中に紛れ、薬王院から女坂とゾロゾロと人の群れと共に進み、途中から2号路へ。登山道に入るとまた静かな森に戻り滝を経由して駅へと向かった。
一年中人が多い高尾山、週末を避けてルートを選べば自然の雰囲気を十分に楽しむことができる。去年の写真を見たら今日と同じ13日に一緒に歩いていた。あまりにも偶然なので無理矢理の語呂合わせで(10月)13日を登山の日にすることに。2025年の13日はスポーツの日、またこの日にこれたらいいな。のんには何度も言ったつもりだったけど、私の山歩きは誰でも歩ける白谷雲水峡(屋久島)を30分お願いします!からはじまった。この話は現地ガイドさんの間でも語り継がれ、そこから七大陸最高峰に登頂するなどとは自分も含め、誰も想像しないことだった。そして山歩きの楽しさを感じるようになったのは最近になってから。