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やっと見つけた!

今月の初めに後楽園駅の中に和菓子を売る店があり、その日は良いことがあったのでみたらし団子を買ってみた。みたらし団子は私の子供の頃のご馳走でよく喋れない時にから”だんどー、だんどー”って喜んで食べていたと父から聞いた。成人してから今まで買ったことはなかったけれど、通りすがりの縁で家に持ち帰った。すぐに食べると、うーん、何かが違う。保存用や添加物もそれなりに入っていて2本で580円という価格にも驚いた。日持ちと、傷まないための添加物の材料費が高いのだろうか、、、?
その日から、どこかへ行ったついでにみたらし団子を探していたけど、餡に化学調味料が入っていたり、、。綺麗なパックに入ったものや素敵な店構えでも価格が立派で添加物がいろいろ入っている。昔ながらのお団子は一体どこへ行ってしまったのか?自分が求める本物が見つからない。近くに見つけた和菓子屋さんは1本130円で許容範囲内の原料で作られていたが、少し甘みが強い、ただ入れ物からはみ出すところは気に入った。これでも良い。

そして諦めず自分なりに探して蒲田へ行ってきた。

店へ入ると前の人が、残っていたみたらし団子とあんこ草団子をあるの全部下さいと言っていた。私のことチラッてみたけど、全部買い占めるってすごい!!全部で30本ぐらいあった。
危なかった。わざわざ買いに来ても売り切れていたら、しかも目の前でそうなったらより落ち込んでしまうだろう。私は偶然にも来る前に電話で取り置きしてあったので救われた。店の奥からはお菓子を作っている音が聞こえてきて、期待が膨らむ。

戻る時の京急蒲田の駅で電車に乗るのに複雑で困惑したけど、お団子を手にした私は慌てず誇らかに特快を待った。
そして待ちに待ったおやつの時間。


開けたら香ばしい香りがして、一個のお団子を口に運ぶと、これだ!やっと懐かしの味に出会えた。醤油の塩味が良くて甘さが程よい、お団子のもっちり感もまさにこれ、やっと見つけた!ついでに本物の大福も食べてみよう。一本140円!1848年(江戸時代・嘉永元年)創業というのにも驚いた。

また時間ができたら必ず買いに行きたい!
山でも乳がんでもない日々のことでした。

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