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冬の高尾山

今年初の高尾山へ行ってきた。一緒に歩く人の希望で今年は巳年だから蛇滝ルートが良いとなった。高尾駅から小仏行きのバスに乗り、途中の蛇滝口の停留所を降りてから7分ほどで滝への入り口がある。歩き始めは沢沿いを進み、階段を登るとその途中に滝がある。階段には氷が張っていて足元ばかり見て慎重に登っていたら滝のところで立ち止まることなく過ぎてしまった。
そのまま分岐まで歩き途中でトイレに寄るためにケーブルカー駅へと向かった。乗り場の前に売っていた天狗焼きは普段なら買うのに行列ができるという。黒豆餡のお菓子は持ち帰って焼き直して食べることもできるそうだ。

再び登山道へ戻って、吊り橋へと向かった。今の時期は咲いている花はほとんどないが、なぜかみんなの興味はあおきに注がれた。日当たりの良い場所では赤い実がなっていた。
日陰の道脇には立派な霜柱があって、友人はそれを踏み潰す感触を楽しんで、いい大人がまるでこどものようである。

途中の道には以前にはなかった階段が造られて歩きやすくなっていた。私は階段よりも山道の方が歩きやすいが、観光で来る人たちには階段が良いのだろう。
途中にある休憩場所が素敵で、お昼ご飯はそこで済ますことにした。この日は寒くあまり長い休憩はできなかった。体を温めるために少し早足で山頂へ向かうとポカポカ陽気になった。どこにでも座り放題でこんなに空いている山頂は今までない。

下山路のには6号路を歩き混雑のない山歩きを楽しんだ。

数年前に京王線内で見た広告に、”冬の高尾山は富士山だ”というコピーがあった。当時は意味が理解ができなかったので調べてみてみると、冬に高尾山へ行くと富士山がよく見えるということだった。それならばよく理解ができる。今ではいつ行っても人が多い人気の場所になっているからもう宣伝はいらないと思う。

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