暑熱順化トレーニング

年々夏の気温が上昇するなか、熱中症対策としては水分補給や冷房の使用に加え、体を暑さに慣らす「暑熱順化」のトレーニングが重要だとされている。
私の体はというと、季節に関わらず熱を持ちやすく、体温調節がうまく出来なくなってから9年が経つ。室内の温度は25度以下にして、時々扇風機に当たり、寝る時には23度以下にしないとじっとしている室内でも暮らせない。だいぶ慣れてきたつもりだが、夏の外気温の上昇速度に、私の順応力が追いついていないと感じている。そこで今回は、暑熱順化を意識しながら、河口湖方面へアプローチ練習に出かけることにした。市街地の気温は32度だったが、現地では標高が高いため比較的涼しく、ときおり吹く風が心地良い。
アプローチ練習では、同じ場所からカップを狙っているのに、着地点はバラバラ。散らばったボールを拾い集めるのは、いい運動で、3か所からの距離設定でボールを打ってはそれを回収するうちに、予想以上に歩くことになった。
バンカー練習では、思い通りに打てない場面も多く、なかなか脱出できない。汗ばんだ肌には砂が付き、まるでおしろい。少し口にも入ってしまうなど、屋外ならではの体験に笑わずにはいられなかった。
そのあと、インドアではできないパター練習をしてから、さらに打ちっ放し場へ。屋根のない練習場でひたすらスイングし続ける。気づけばこの日の練習は4時間を超え、終了時には、どことなく体がぐったりしていた。外に長くいたからか、練習しすぎたのか、それとも単に体力が落ちているだけか。理由はよくわからないけどゴルフもできて、暑熱順化もできた…ということにしておこう。
これからが本番の本州の夏はかなり手強そうだ。どうしたら少しでも楽に過ごせるか、良い方法を考え中である。
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