トレーニング

先日行った手芸材料店で刺繍をすると脳トレが出来るというキットがあった。
前頭前野を活性化して認知機能を高めると博士が謳っている。
確かに手先を使って何かをすると脳の活性化が図れるとはよく耳にする。私が行っている登山に向けてのトレーニングは筋トレとクライミング。低酸素状態の部屋でウェイトコントロールする練習や有酸素運動をしている。
週に1度程度だけど行く時は本なども持ち込みなるべく長い時間その部屋にいるようにしている。
その効果として山を歩いても息が上がりにくくなった。
クライミングジムでは外岩を登るために必要な動きやバランスを養って保持する筋肉などを鍛えたいと思っている。登れるグレードが上がるとさらにその上のグレードを目指すというエンドレスな挑戦にはやる気が損なわれることもある。外岩でも名ルートを触れるようになってきたがまだパワー不足なところがある。だから自分の限界ルートに挑戦しているうちに手首が痛くなってきた。余裕がないと不自然な動きで負担をかけてしまうのだろう。
クライミングを頑張っている人は何人もが肩を怪我して手術を受けている。私は痛いのを我慢してやるのは苦手で様子を見ながら1ヶ月、それでも治らないからクリニックへ行ったら、腱の炎症が起こっていた。超音波治療とサポーターで痛い動きは避けるようにと言われた。
ジムでは手の向きや登り方の工夫を反復練習するように心がけて治るまで控えめにする。
その間にクロスステッチに挑戦してみるのもいいだろう。これをやったら脳が活性化して電車乗り間違えが減るのかもしれない。
どんなことにもトレーニングは欠かせない。
ただ、私のトレーニングは鍛錬でも訓練までにも行かない程度の練習に留めておこう。