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関東ブロック大会

7月の最終週末にクライミングの関東ブロック大会が催された。会場となった東久留米スポーツセンターの体育館にはリードクライミングの壁が常設されている。

ボルダー壁は試合用に設営されての2日間種目の大会。1都6県から選ばれた選手達は二人のチームを組み課題に取り組んでいく競技方式でお互いに相談しながら登ることができる。コロナウィルスの影響なのか体調不良で4チームは主力代表選手に代わるメンバーとなった。それでもとても強く、クライミング選手層の厚さが見受けられた。秋に行われる栃木での国体や2年後のパリオリンピックと今後様々な場所で選手達の活躍する姿が楽しみでならない。

私は今大会で選手管理の一環として試合中の監督や選手の荷物を運ぶお手伝いをしてきた。試合会場に持ち込める物には制限がある。スマホやBluetoothイヤフォンなど外部と連絡の取れるものを含め電子機器類は競技エリアに入る前に預けなくてはならない。それ以外の直前まで使用できるマットや飲み物類、衣類や靴等は運営側で競技の間に休憩場所へ移動させる。小物だけの人もいればスーツケースやクーラーボックス等とチームによって持ち物は様々。

今までにも競技大会で様々なお手伝いをしてきたけれど、競技直前の選手達を目の前にしたのは今回初めてだ。集中しようとする姿からは緊張感だったり気迫などの意気込みが伝わってくる。これまでに多くの時間を練習に費やし調子の良し悪しもあっただろう、選手に選ばれて喜ぶ傍らそこからが挑みの始まりになる。競技に挑む限りはどうしても勝ち負けがつきまとってしまうけど、直向きに頑張る選手たちのお手伝いを通じて応援していけたらと思う。競技2日目日曜日の外気温は35度、館内は節電対策しながらの換気中だからかエアコンはあまり効いてない。

競技をするには暑い環境だと思っていた。しかし駅までの道を歩いていたら館内は涼しかったのだと思い知らされた。体に熱がこもり私の顔は紅斑してしてしまい友人に大丈夫かと聞かれた。どうしても体温調節がうまくできない身体なので衣服での調整に限りがある暑さには辛いものがある。駅の待合室もエアコンが効いておらず、持っていた保冷剤を首に当てて電車の到着を待った。
私が乗りたい車両は普通冷房車両とコートを着る冬には弱暖房車が欲しい。

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