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チームでナムチェバザールへ「エヴェレスト~7大陸アジア編17」2023年

風邪気味のまま再びナムチェバザールの村へ飛んだ。今回は空港での手続きや検査の混雑はなかった。ヘリに乗る待機時間もそんなに掛からなくて朝6時半に飛び立ち8時前には宿に着いた。この時期になると良い宿から埋まり、私たちも前回のロッジの予約は取れなかった。事前に下見をしていた宿で電気毛布があってシャワー付きの部屋に2泊する。

2回目のナムチェバザールの村は懐かしく感じた。

段差のある村を散歩しても今回は体がこの標高に慣れているので息は苦しくならない。
喉の違和感が気になるので村の薬局へ立ち寄りトローチを買った。1シート8錠で10ルピーとかなりの値段だ。舐めると舌がオレンジ色になってしまうけど痛みが和らいだ。
夜もしっかりと眠れて良いけれど朝起きると少し喉が痛い。
2日目は他のメンバーとは別行動でペンバーと散歩をしていた。途中で寺院に立ち寄ると僧侶さんが現れて部屋に招いてくれて暖かいお茶を用意してくれた。

言葉はわからない。けれど私を見て大きく頷く動作からエヴェレストに挑戦するんだと話しているように思えた。ニコッとしてもらったことは彼に予知力があるとして”あなたは大丈夫”と思ってくれたのだろうなどと勝手に良い妄想をしていた。

午後からは昨日も立ち寄ったロッジ脇にある素敵な窯焼きピザさんで夕方までくつろいでいた。日当たりが良く電源がありネットのつながりも良い。

 

窓の外には多くのトレッカーさんが息を弾ませて歩いている。向かい側のカフェへ目をやると偶然にもアンドレアスチームがテラスで食事をしていた。こういうところで知り合いに会うと気持ちがグッと上向く。風邪症状はまだ治っていないが少し良くなってきたようにも感じる。ペンバーは完全に風邪を引いていて鼻声で咳もしている。

ロッジには沢山のグループがいてやはり咳をしている人が数名いる。
夕食前にチームのみんなでコロナウィルスの抗原検査をした。IKUが日本を出る時に感染した人達との食事会をしたから日にちを置いて検査しようということになった。全員陰性だった。
体調が良いことが何よりも大事だから標高が上がる前にこの私の喉もなんとかなって欲しいと切に願っていた。

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