投稿

沖縄へ

久しぶりに南の島、沖縄へ行ってきた。学生時代から始めたダイビングに夢中だった頃は、毎年のように通っていたものだ。海外の海にも潜ったが、沖縄の離島の海ほど美しく、そして魚影の濃い場所はなかった。青く澄んだ海の中へ潜るたびに、心を奪われたのを今でも覚えている。
海から山へと関心が移ってからは島を訪れる機会は次第に減っていった。離島はおろか本島へ行くのも数年に一度。それだけに、今回の旅は特別に楽しみにしていた。何もしない2泊の旅。宿泊クーポンを使い、リゾートホテルに滞在して、ほとんどホテルの中だけでゆっくりと過ごした。

海に面したホテルには大きなプールがあり、日中は子どもたちのはしゃぐ声が響いていた。普段なら少し騒がしく感じるはずのその声が、なぜか心地よく聞こえた。
「ああ、ここは平和な場所なのだな」と、穏やかな気持ちになった。

ホテル近くの与根港では、パラセーリングを楽しむことができる。漁師の方が、予約があると船を出してくれるそうだ。昨年(2024年)10月のピンクリボン月間には市長自らがこのパラセーリングに乗り、空から乳がん検診を呼びかける啓発活動を行ったという。海と空をつなぐ活動に、なんだか沖縄らしい明るさを感じた。

使用許可を得てInstagramより

普段はじっとしていることの少ない私だが、リゾートの中で過ごすうちに、心も体も本当にリフレッシュできた。ホテルには多くの海外からの宿泊客も滞在していて、日本にいながら異国の雰囲気も味わうことができた。

改めて、時には体を休め、心をほぐす時間を持つことの大切さを実感した。そうしたひとときが、次に進むためのエネルギーになる。日々の中に静と動のメリハリをつけることで、また新しい原動力が生まれていくのかもしれない。

〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎
「がんとエヴェレスト」発売中
https://books.sekaibunka.com/book/b10132117.html
〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎ 〰︎

関連記事一覧

検索

新着記事