セブンサミッツチョコ 完売
少し前にショコラティエのKensuke さんから”箱入りは完売しました”と聞いた。バラでの製作はあるかもしれないとのことだが、その知らせに少し寂しくなってしまった。
私の山での思い出をチョコレートに込めることから始まった企画は、記念品としてだけではなく、お店の商品としても販売したいと言っていただいた。その時の嬉しさと、たくさんの人においしい思い出を届けられる喜びは今でも忘れられない。
試作を何度も重ね、ようやく完成したボンボンショコラは思い描いた通りの仕上がりになった。お菓子の販売にはパッケージにもこだわる傾向があるが、私はできるだけシンプルにそして費用も抑えた素材でお願いした。

壺屋ホームページより
それは山へ行くようになって荷物は減らし、ゴミなどは持ち帰るという原則を知り、日常でも無駄を減らしたいと思うようになったからだ。家の中には”いつか使うかも”と取っておいた箱や袋が増え、結局使わずに残っている。立派な箱を捨てる時には罪悪感にかられるばかりだ。今回のセブンサミッツチョコは7種のチョコが標高順に横に並ぶデザインとなった。箱をオーダーするには最低ロット数があり、それを再発注するには至らなかったのだろう。
最後の2箱は差し上げたい人に贈ることができた。
いくつか残ったチョコレートは自分でひとつひとつ大切に味わった。

壺屋ホームページより
たくさんの思い出が詰まっていただけに、終わりを迎えるのはやはり寂しい。壺屋(チョコレート販売会社)には思い出を形にしていただいたことに加え、昨年のピンクリボン月間にはNPO法人・J.POSHへの寄付までもしていただき、心から感謝している。一つの企画が終わることはまた何か新しい何かが始まるのかもしれない。そう思うと、また少しワクワクしてくる。

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