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ヘアードライヤーが暑い

治療を続けて色々な不調も一年経つと慣れることともあれば、悪化することもある。
放射線治療の主たる副作用の症状は落ち着いてきたけれど、長丁場となるホルモン療法の影響は月単位で増えて行った。体温調節機能は少しづつ狂い、日々のストレスが増していた。寒い時は着たり巻いたりと服装の工夫をすればなんとかなる。でも暑さに対しては脱ぎ着れないので限界がある。特に冬場の外と室内などの寒いところから暖かいところに入ると体温調整が働かない。
冬に電車に乗る時は外気に合わせた上着で乗車すると暖房が効いているので全身から汗が吹き出す。さらに混んでいたとしたら人の熱気でもっと困ったことになる。私のような体調の人は適応能力が下がっていて、暖かい所に移ったとたんにサウナに入ったように汗をかき、それが冷えてそのあとは寒くなる。

その他の例は、ヘアードライヤー。
髪の毛を洗った後、ドライヤーを使うと乾かすだけではなく頭の温度も上がってしまう。使い始めて入れて2分もすると顔や地肌から汗が出る、せっかく洗ったのに、汗まみれ。『毎日のドライヤーでもこんなことに・・・。』

治療に対する異変は人により、その程度も様々だと思う。
患者会などは苦手だから参加したことがなく、みなさんの体験情報を知らないでいた。異変が起こって初めて驚き、それに振り回されていたのかもしれない。髪の毛を乾かすのは自然乾燥よりドライヤーがいい。乾かすのには時間がかかってしまうが、ドライヤーの冷風機能を使い過剰に熱くなった頭や首の後ろを冷やしながら温風と冷風を交互に使うようになった。ヘアケアとしては交互に乾かすのは良いらしい。

そして今では2017年から2年が経過した。本来の更年期の症状時始まってもおかしくないはなくて副作用の影響か何かは微妙な年頃だ。この状態に体が慣れるにはどのくらいの年月が必要なのだろうか?今は以前に比べ多少は楽になり、それだけでも嬉しい。ほんとうにうれしい。

20歳代を振り返ると、あの頃はお風呂に長く浸かりのぼせたとしても扇風機は要らなかった。
でも私のおばあちゃんは熱いお湯が好きで、いつも湯上り後は扇風機の前にいた。乳がんの治療だけではなくて、人は歳を重ねればだんだんと体温調節がしにくくなるのかもしれない。きっと病の無い人生でも年数を重ねていくだけで、何気なくできていたことが徐々に出来なくなるのだろう。

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