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高所順応「7大陸ヨーロッパ編2」2018年

アザウの町はこじんまりとしていて、スキーリフト乗り場まで歩いて5分のところに宿泊していた。乗り場の周辺にはいくつかレストランありお昼はそこで食べる。

ホテルの朝ごはんと夕食

ここへ来てから曇りの日が続いている、だからチェゲットへ行くのはやめた。今日はゴンドラを乗り継ぎそこから1時間ほど歩いてカフェで過ごす高所順応になった。店の中には大勢のアーミーの訓練生が休んでいる。スマホをいじる姿は万国共通なようである。

外は雪が降り始め風も強まってきたので町へ戻ることにした。町へ降りると雪が雨に変わりランチを食べに昨日と同じ店へ入った。メニューは読めないけれど大体料理はどこも同じである。

郷土料理の一つに串に刺した羊肉のバーベキュー(シャシリク)がある。一つ頼んでも量が多い。私のお気に入りは牛のすね肉とジャガイモのスープ。化学調味料が入ってなくて嬉しい。ロシアのクレープ ブリンチキはハーブ入りが美味しくてサワークリームがとてもよく合う。もっちりとした食感にすっかり虜になってしまった。ゆっくりお昼を食べてからホテルへ戻った。

部屋の掃除はされていない、使ったタオルを持って替えて欲しいとお願いした。英語は通じないので日本語でジェスチャーが良いみたい。それでもドライヤーを借りるときは伝わらずシャンプーが出てきたりシャワーキャップが出てきたり、フロント係がいないとなんでも大ごとになる。
翌日の順応は昨日と同じようにゴンドラを乗り継ぎ、カフェからさらに40分ほど雪原を歩く。そこには今回のベースとなる小屋がある。最近できたばかりでまるで宇宙ステーションの様な形をしている。この日も雲が多くて山頂は見えない。標高3900mの小屋で1時間ほど休んだら再び町へ降りてまた同じ店で少し遅めのランチをした。

ホテルに戻りパッキングをしたり明日からの準備に取り掛かった。やはり部屋の掃除はされていない、汚れていないし寝るだけだから人が入ってこなくて気が楽である。
いよいよ明日から山へ、体調もかなり良くなってきた。

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