定期検診
乳腺外来の定期検診は今では6ヶ月に一度になった。
今までは何よりも予約が大事だったけれど最近は他の事を優先させることもある。
治療はすでに終了していてその後の経過を検査して診てもらっている。
今では夜間に目覚める回数が5回くらいから2～3回になって、
重たい腕の痺れはほとんど無くなった。
感覚のないところも少しだけ戻ってきたり、5年前には想像ができないくらい体が楽になってきた。一番辛かった頃と比べると全体的に精神面を含め相当楽になって嬉しい。
今回の予約は移動日だった。
予約時間より早く着くように向かったけれど、途中で渋滞が起こった。
救急車2台と消防車が後ろから追い抜いていった。
完全に車の流れが止まりしばらくすると引き返す車が出てきた。
普通ではない雰囲気を察して私も回り道することにした。
目的地から離れる遠回りの道はいつもの倍以上の時間がかかり予約時間から25分が過ぎてしまった。受付で飛行機の時間を告げて、今日がダメなら違う日に変えてもらおうと思った。
主治医さんの計らいですぐに順番が回ってきた。
診察室に入ると、開口一番に今日は30人飛ばしですという。
申し訳ない気持ちから早口で体調を伝え両側の胸のエコー検査を受け数分で慌てるように診察室を出た。
今回は異常がみつからなっかった。
とにかく、術側の腕や手の怪我には気をつけるようにと念を押された。
大学病院はいつも混んでいる。待つ時間が長いのは当たり前、椅子が空いていない場合もある。受付、診察、検査の説明に会計受付してから精算となる。予約時間は診てもらう時間ではなく来て欲しい時間。具合の悪い人が来る場所だけど毎回行くだけで普段よりぐったりとなる。今回はとばしていただき大変助かりました。もし少し早く車を走らせていたら大事故に巻き込まれていたのかもしれない。無事に診察が受けれられてほっとした。次回は1日検査の日となる。
