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ナムチェバザールの村へ「エヴェレスト~7大陸アジア編3」2023年

朝5時にホテルを出発してカトマンドゥ空港へ向かうと早朝にも関わらず多くの人の列ができていた。飛行機組とヘリ組はセキュリティチェックまでは一緒に並ばないとならない。チェックは途中から男女に分かれ二か所で受けるようだ。並んでいる間は押されたり割り込みが横行してごった返している。ゲート前で通れの指示を待っていると後ろの人がその脇から通ろうとして注意を受けていた。ゲートをくぐったらヘリ組は手荷物を持って重さを測り、待合室からは車でヘリポートへ移動する。

ポート近くの小屋でコーヒーを飲みながら朝焼けを見たり近くを走っている軍人たちを眺めていた。50分ほどしてヘリに乗り込むと後ろの席には倉岡隊長、ペンバー、アンプルバと全く知らない人が家電を抱え乗っていた。空いた席があると村人が優先して乗れるようになっている。ヘリに乗れることが嬉しいのだろう笑顔で写真に応えてくれた。

給油で立ち寄ったルクラは標高が約2800mの世界一危ない空港としても有名である。ここで村人は降りて再び飛び立つと20分かからずにナムチェバザールのヘリパッドに着いた。空がとても青く、空気はひんやりとしている。宿は谷間にあり下り道をペンバーに付いてゆっくりと歩いていた。途中で上りになると少し息が弾み、深呼吸しながら宿に入った。

遅めの朝食にトマトスープと野菜のモモを注文。薄暗く寒い廊下を歩くと体がふわふわする。突き当たりの角部屋のドアを開けると中に陽が差し込み明るくて広い。
バスタブが備わり(溜められない)トイレも洗面もゆったり使える。お湯も出るしドライヤーがあり電気毛布も備わっている。

午後からは次回来る時の宿探しをしながら標高に体を慣らしていた。
トイレとシャワーのある部屋はどこもすでに予約されていて、条件の合うところがなかなか見つからなかった。これから合流するメンバーがお薦めしている宿もすでに予約でいっぱいだった。電気毛布がない、コンセントがないところなら空いている。
それでも探し回り次回の予約を決めて早めの夕食にはダルバート。

食事をして暖炉で体を温めたら電気毛布のベッドに潜り込んだ。電気毛布で寝るのは人生初体験。

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