ディンボチェを経由してデボチェへ「エヴェレスト~7大陸アジア編19 」2023年
素晴らしいホテルに泊まっているのに、昨夜は眠れなかった。咳が出始めて風邪が治ってきていると思っていたのに、回復していると思えなくなった。今日の移動は少し時間がかかる道のりなのに体調がイマイチで残念でならない。
これから歩く道は一度来ているから気分的なところで不安が無いことがせめてもの救いとなっていた。
お昼を食べる店も知っている、外の席は今日は太陽熱が強く暑いから食事は中で摂った。混雑していて厨房は慌ただしく注文してから運ばれて来るまでに40分くらい待っていた。この店は峠にあって、ここから先は登り道が続く。標高による息苦しさはなくても、前日より歩くと苦しくて咳が出るようになった。
具合が思わしくない私とは別にIKUとアッキーはとても元気でその雰囲気の中にいるだけで辛さが倍増していた。喋ると咳が出るから無言、見るとうんざりするから俯き加減で歩くしかなかった。
楽しみにしていた宿手前にあるカフェではチョコレートドーナツは売り切れ、あんなに綺麗だったトイレは紙が詰まり流れない状態で色んなものが溢れていた。
写真も撮る余裕がないままデボチェの宿についた。
ここの女将さんは以前に会っているから内緒でヘアドライヤーを借りて気温が下がる前にシャワーに入った。
夕方になると、この宿も前回よりも大勢の人達がダイニングルームに集まってきた。夕飯は勿論ダルバート。