蓼科山
ふ新年の雪山歩きは八ヶ岳連峰最北端にある蓼科山。
雪山初心者向けと聞いていたので気軽な気持ちで歩き始めた。
平坦で広やかな森の散歩は15分くらい。
次第に傾斜が出てくると足元が雪で滑るのでチェーンアイゼンを履いた。
樹林帯の中に入ると狭目の道の傾斜がどんどん上がり、一番歩きにくい45度位になった。そんな急坂が進んでも進んでも上に伸びていくので1時間ほどで気が滅入ってしまった。頻繁に休みたくなる気持ちを抑え、一度の休憩だけでゆっくり歩き続けた。
写真ではその辛さが表現できなかったけれども登ったことのある人なら同じように感じるだろ
う。特別な技術は要らないけれど精神力を試されるような歩きとなった。
頂上近くまで来ると視界が開け、岩綾地帯になった。
そういう場所へ出ると気合が入ったけれど、そこからは数十分ほどで広い山頂へ出た。
山頂脇の火口の中心と思われる場所には蓼科神社(奥宮)があり、少し離れたところから手を合わせて初詣のご挨拶を済ませた。
下山は急な坂を軽快にどんどん降りた。
チェーンアイゼンに雪が団子状に付いて歩きにくかったが、コーヒー休憩で世界の平和を願い駐車場まで短時間で戻った。
上りの急坂がなかなかきつい山だった初心者の方に他の楽しい山を勧めたい。
(観光支援)最近お世話になっている、佐久平のアクアホテルでいくつかのクーポンを頂いた。
観光支援割引に乗り物クーポンに加えて信濃割と佐久旅ハレタポイント。
利用の準備には書類の記入やアプリの登録や使い方などを調べるなど1時間はかかる。
たくさんのクーポンは嬉しいけれど、使い切るには山歩きのような試練があります。