出版

岩根山荘でのアイスクライミングのお手伝いは無事に終了。同じ日が誕生日の二人のお祝いはシャンパンから始まり、日本のワインとセブンサミッツチョコレートのマリアージュへ。夕食前の酔う前の会だったので、みなさん私の話をしっかりと聞いてくれた。ワインとチョコレート、全く異なる素材をペアリングすることで互いの良さを引き立てる。どのワインとどのチョコレートが良いかと鼻と舌を駆使して選び、最終的には組み合わせ選びは大成功！人の結婚生活もこんなふうに互いの良さを引き立てられたらと思う。

今季最後の氷壁を一本登って山荘を後にした。
そしてその翌日にこれから出版される本の初稿を受け取った。
やはり、データだけではなく印刷したものの方が全体が見やすい。200ページちょっとの原稿をこれから日々確認しては訂正して、期日に原稿を戻す作業を数回繰り返す。ずしんと重く、これが本を出版する責任と自分の果たしたい役割の重さなのだと感じた。

初めての作業で期日に間に合わないかもしれないが、始めてみると面白くて没頭してしまう。南極で初めてソリを引いた時のように最初は楽しく、それが後から辛くなるようにはならないでと願う。今回の企画は最初にお話を頂いてから時間が経ち流れてしまったと思っていたけれど、数ヶ月にわたり何度かの取材を受けて年末に正式に話が決まった。本を出すことは”エヴェレストに登ったら”リストにはないが、小学生のように色々な科目を学びたいというリスト項目があって今回のことは社会科と国語の枠に収まる。
一番苦手な科目に臨むことになるが制作や編集をしていただける方々の高い能力と才能に頼りながら臨むことに決めた。文章力が一番乏しい私が著者になるとは笑ってしまうが皆さんと力を合わせてなんとか形にしていきたい。初めての出来事に戸惑い中だが期待もある。
世界文化社より3月の中旬以降に『がんとエヴェレスト』の本が出版される。

そして来月はバレンタインデーもやって来る。どなたかへの贈り物や自分へのご褒美にもセブンンサミッツチョコレートがお勧め！エヴェレストのチョコにはロゼシャンパンがよく合う。
セブンサミッツチョコレート｜ 壺屋オンラインショップ