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ボルダリング審判

12月11日に行われた"Bouldering Japan Tour 2021 最終戦"に審判員として参加してきた。
ボルダリングの審判は初めて。今までは断ってきたけれど、開催2日前に主任審判員のサポートの元で参加することになった。どうなるかはわからない、それでも新しい経験ができるならと思い切って引き受けた。集合は東京・東陽町にあるジムに朝7時。競技開始時刻は8:45、男子女子総勢約80名の選手が参加した。コロナ渦での大会参加には来場前72時間以内に発行されたPCRもしくは抗原検査の陰性証明の提示が求められている。これは選手だけではなく運営スタッフも同様だ。

私は受付で唾液を採取する抗原検査を受けた。
2階が競技会場になっていて、5つのボルダー課題のうち一番判定しやすいルートを担当した。選手はそれぞれの課題を持ち時間5分で挑む、時間内であれば何度も挑戦することができる。採点には完登したか、ゾーンホールド保持・使用したか、またそれらに何回挑んだかを記録していく。総合的に完登数が多い人が上位になり同数の場合は他の要素を比較して順位が決まる。(ルールは改定される可能性あり)

大会が始まり、一番目の選手が入場した。私の担当課題まではまだ時間があるので、登っているところや他の審判員の動きを凝視していた。
選手は一つの課題が終わったら、5分の休憩を挟み次の課題へと進む。
そしていよいよ私の出番になり、ペンを持ち姿勢を正した。スタートしたらまず縦棒|、再スタートでまた縦棒、ゾーンを取ったら+と続く。トップまで登ったらTと記載し、挙手してオッケー声を出す。オッケーと言う前に選手が落ちたり降りた時は完登とならない。

主任審判は私の横に張り付き見守ってくれていた。だんだんコツを掴んでくると落ち着いて採点できるようになった。担当した課題は難しいようでほとんどの選手が時間一杯かかっていた。だから一呼吸つく合間がなく次の選手を審査することになって、水分補給をしたくとも水筒を開けては飲めずにいた。
途中で隣の課題でインシデントが発生し、バキッと聞こえた方を見るとホールドが剥がれていた。その選手は競技を一時中断し、すぐに補修が始まった。その間も競技は止まること無くスロットと呼ばれる空間枠を設けて進行される。

その枠が移動してきた時は時間ができるのでトイレに行ける、と言うより無理にでもトイレに行っておく。
お昼休みの後午後からは女子の部が始まった。淡々と採点をこなせていた、しかし16時過ぎに採点を誤った。録画ビデオですぐに確認してもらい、訂正となったが、痛恨のミスを冒してしまった。慣れてきた頃に疲れが溜まって集中力が切れてしまった。

木の椅子に長時間座って脚は痺れ、脳もぼんやりしていたのだと思う。そのミスで頭はリセットされ、そこからは気合を入れ直して最終選手まで記録した。日頃から練習を積み重ねた選手たちの晴れの舞台に審判員として参加できたことはとても貴重な体験だった。
解散は19時、運営側の皆様も体力、脳持久力が必要だ。

今回のルートは1月10日まで皆さんも挑戦できます
https://fish-bird.co.jp/fishandbird/

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