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ショマレを経由してディンボチェへ「エヴェレスト~7大陸アジア編21」2023年

昨夜はあまりよく眠れなかった。寝袋が暑くて途中から布団のように上からかけて寝ていた。今日はお寺に寄って安全祈願をしてからディンボチェへ向かう。お寺は宿から歩いて10分ほどの丘にあった。寺の中に入ると日陰でとっても寒い。登山祈願を一緒に受ける人は他にも8人ほどいた。ペンバーは寺や僧侶さんをとても大事に思っていてかなり信心深い。だからお布施も気前よく渡している。わたしたちも一人2000ルピー渡し、祈祷の後に一人ずつカタ(マフラーみたいなもの)を掛けて貰った。じっとしているとさらに寒くなり、風邪が悪化しそうで心の中で体調がよくなる事しか考えて居なかった。1時間ほどのお祈りは試練の一つにも感じた。

お昼を食べたのは前回宿泊したショマレのFriendship Lodge。
ダイニングルームはとても混雑していて、席に案内されるまで外のテーブルで待つことになった。ここへ来るまでの上り道はとても体が辛かった。埃っぽい道を歩いていると鼻水だけでなく咳や痰までも出て体調がよくなっているのか悪くなっているのかわからない状態だ。そんな状態を他の人には話さず景色の向こうへ目をやって順番を待っていた。ようやくロッジの中へ入ると机の上には食べ終わった食器が置きっぱなしになっていてスタッフの人は忙しく動いていた。

お昼を食べたら今日泊まるチョモランマロッジへ向かった。平らな道は良いけれど、やはり段差があると息が苦しい。ここまでくると元気であっても何らかの標高の影響を受けるのも確かだ。

部屋に荷物を置いたら近くのカフェへ行った。この前は4人で貸切だったのに今回はほぼ満席で注文するにもひと苦労だ。トレッカーの人たちでどこもかしこも人が溢れている。
泊まるロッジも部屋は満室で団体で来ている人たちでダイニングは賑やかを超えてうるさい。
宿のオーナーはペンバーの親戚だから混雑の時に色々と優遇されてありがたい。夕食はもちろん今日もダルバート。

ここのカレーはスパイシーで炎症のある喉には刺激が強い。その刺激にむせ返り、呼吸困難になるような咳が出て涙目になるのは苦しいのなんのって、、、、。誰が助けてくれるわけでもない、こんなことに負けてはいけないと自分を奮い立たせた。今夜の祈りも早くよくなれ、なれなれ、なる!

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