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ロシアへ「7大陸ヨーロッパ編1」2018年

出発前に劔岳八つ峰へ登ったら喉の痛みだけでなく風邪を引いてしまったようだ。そんな体調で卵巣の手術が必要だと言われ良くないことが重なった。
それでも手術を延期して山へ行くって決めたから、ぐずっている場合ではない。気合いで体調を整え、2018年6月15日成田からモスクワへ向かった。アエロフロート航空はサービスも食事もなかなか良い。モスクワでの入国審査はパスポートを見せると書類が印字され、何も聞かれずとてもスムーズ。それはビザ申請の際に大使館に長らくパスポートを預けていた恩恵なのか?モスクワの空港は空港内電車やレストランなど大々的に工事をしていた、とても綺麗で広い。しかし、まだ営業している店が少なくて メルセデス(車)カフェに入ることにした。私は空港内のトイレの洗面台が最近引っ越した家のものと同じである事に、こんな偶然があるのかと一人はしゃいでいた。

モスクワから国内線に乗り継ぎ、ミンボディーへ。到着してもなかなか現地ガイドが来ない。たくさんの荷物を抱えながら、”盗られてなるものかと”神経を張り巡らせ、それに疲れた頃にウラジミールがお迎えに現れた。

空港からはこれは大丈夫?思うような壊れそうな車に乗り、ピアチゴルスクの町の観光客専用のホテルにチェックインした。今までにないことはフロントにパスポートを預け渡すこと。訪問者ならば全員そうするのが義務のようだ。コントロールされているのだろうか?渡航先でパスポートが手元から離れる経験は今までにはなかった。だから非常に不安を感じた。それがなければ国外で自分を証明するものがなくなる・・・?とは言え自国を離れてしてしまったなら郷に従わなければならない・・などと様々な思いが巡っていた。ある意味で刺激的なロシアでの一晩を過ごし、ホテルのリカーショップを下見して翌朝アザウの町へ向かう。

今度のお迎えの車は写真的にはかっこよかった。でもボロボロで車内はとても排気ガス臭くてたまらない。辛すぎるので帰りは違う車を用意して欲しいと頼んだ。するとウラジミールはいい車で良い運転手を探すのは難しいという。運転手の人柄が大事なだという。ごもっともなんだけれど、どういう事か理解し難い。つまり、車で選ぶとどんな運転手かわからないという事のようだ。白タクだろうが短期アルバイトであっても戻るまでに時間はある。とにかく排気ガスが車内に入り込むのは体に良くないと訴えた。

アザウの町はスキーの人が来るところ。ホテルの部屋は小さいけれど、それと同じ広さのジャグジーが備わっていた。食事も悪くない、ここに数日泊まりながら登山の準備をする。明日からはまず高所順応へ。

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