ベースキャンプ生活 後半5「エヴェレスト ～7大陸アジア編24」2019年

5月10日　今日もレスト日。昨夜はパーティーの音楽が遅くまで鳴り響いていた。ロシア隊のキャンプエリアは少し離れた場所にあるのに近くにいるようによく聞こえてきた。お昼前にはロシア隊を含め多くの人たちはまた上に行ったようでベースキャンプには人があまりいなくなった。私たちは今度上に行くのは登頂するときと決めている。
陽がさす日中テントの中はとても暑くなる。個人テント内は昼間は30度を超えるので窓を開け外の風を入れて室温を調整する。外気は涼しいから椅子を外に出して風に当たるのは心地が良い、けれどかなり日焼けしてしまうからなるべく中にいたい。

ダイニングのテントも昼間は断熱材を巻きあげて外の風を入れてくれた。日に日に気温が上がってきているの感じる。すぐ隣にはインド隊のテント

場があって、テントをまくるとその様子がよく見えた。ダイニング室は過ごしやすくなった。でも隣のキャンプが見えるのは良い景色とはいえなかった。

常に極度な乾燥状況だから
脚から白い粉が吹いてきて、かわらず毎日鼻水の塊もゴロと出る。
特にやることがなくて過ごしていると、頭の中でいろいろ考える。
登頂するってどんな感じだろう？
終わったら何をしようかな？
それにしても人の癖が気になって戸惑わされてしまう。
ダメ、ダメ！登ることだけを考えよう、自分集中っと戒める。
夕食はカリーのテントに呼ばれリディアも一緒に焼肉を楽しんだ。

とても美味しい、もしタレがあったらもっとよかったけれど、そこは我慢。
そう、終わったらまず酒を飲もう。
リディアが明日シガツェの街へ行くというので一緒に行くことにした。