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帰国「エヴェレスト~7大陸アジア編45 」2023年

いつ帰国できるかわからないので日本へのチケットは変更可能なものにしてあった。登り終わったのですぐに帰りたい気持ちがある。しかしそんな気持ちに応える日の予約は容易には取れなかった。
帰国までの数日をどう過ごそうか?混雑したカトマンズの街への観光はもう十分で、蜂蜜屋さんへ行く以外はホテルの中で過ごしていた。ホテル内のお店へ足を運び、ラグやショールを見に行っては日々少しずつ値段交渉するのが日課になっていた。

遅めの朝食を食べて、ぼんやりと窓の外を眺めているのがなんと楽しいのだろう。午後になったらラウンジでワインを頼んで、今回の旅のおさらいを頭の中で思い起こしていた。

カトマンドゥ最後の夜はみんなで私のお気に入りのレストランへ行った。

帰りの飛行機はみんなそれぞれの別の航空会社で、帰る日は偶然にも同じ日の5月26日出発になった。隊長は秋に再びカトマンドゥへ来ので、アマダブラムに登る準備のためにしばらく残るそうだ。
私の七大陸最高峰の旅は今回で終わった。様々な国で山に登ることがなければ訪れることのないさまざまな村や町を訪れ、そこで出会った多くの人々や触れた文化や風習は人生の素晴らしい思い出になった。

チリ:エル・ペニョン

 

山へ行く楽しみは戻ってきた時のシャワーが最高だと感じること。そして、日本へ戻る飛行機の扉が閉まり、飛び立った時に幸福感を噛みめられることである。

今回の遠征のメンバーの皆様と出会え、一緒に過ごした日々は特別だった。一生忘れることのない、かけがえのない時間を分かち合えたことは私の宝である。

みなさまありがとうございました。

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