ショマレの村へ「エヴェレスト~7大陸アジア編8」2023年
昨日より少し標高が下がったから、とてもよく眠れた。朝は気温がぐっと下がり洗面所の水が出ない。窓の外を見ると雪が積もっていた。
今日は当初の予定を変更し、パンボチェではなくショマレの村へ向かう。
しっかり休めて、食事が美味しかったので気分がとても軽く晴れ晴れとしている。
泊まる予定だったパンボチェの村では次回泊まる宿に立ち寄った。
首の後ろや背中に軽い痺れを感じて、少し嫌な感じがする。
部屋を見せてもらい、ダイニングで少し休憩しながら、トイレのある部屋を予約して、充電は有料、電気毛布はないなどを確認した。ここからは今までとは違い電気や水などの制限があるようだ。
宿を出ると上り坂が続き、景色が開けた山間にはショマレの村が見えた。
今夜お世話になるのはフレンドシップロッジ。部屋数は4つとこじんまりしている。
トイレは部屋を出てすぐ脇にあって水はバレルの壺から手桶で流す式になっている。夜は暗くて寒いだろうから今晩からピーボトルの出番になりそうだ。
お昼はアンプルバに作ってもらった。
気になっていた体の痺れは食事をしてゆっくりしたら無くなり一安心。
その一方でお腹にガスが溜まったり、少し下痢気味になってきた。
料理にはニンニクが多く使われているからこれからはニンニクと辛い味付けは避けていこうと思う。
電波はあるけれど手洗いは外にあるタンクから、部屋ではヘッドライトを出して寝袋を広げる。急に試練が始まった感じである。いや今までが整いすぎていただけで山小屋生活が始まっただけ。
標高は4000mを超え、ここからは自分の苦手な標高になって行くから慎重にならざるを得ない。
体よ順応してくださいと願いながら臨むしかない。
追記)隊長が膝が痛くて和式トイレは使えないと言ったらロッジオーナーが工作してくれたバケツ便座。残念ながらこちらに座るのも難しくて使用を断念。お心遣いが嬉しい。